学生ローンの軌跡

〜学生ローンの顧客管理〜

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■手作業による延滞者管理
学生ローンの顧客管理については「学生ローンの管理」が参考になりますが、初期の学生ローンでは会員カードと呼ばれる「紙」で顧客1人1人管理していました。
病院で言う「カルテ」のようなものです。
発足当時は顧客数がそれほどでもない為、手作業による管理はそれほど難しいものではありませんでした。
しかし次第に数が増え、数千人にまで膨れ上がると手作業による限界が生じ、コンピューターによるシステム化が進んだわけです。
手作業で最も困難を極めたものが延滞者の管理と通知の発送です。
パソコンなら何日以上の延滞者という条件に基づき抽出すれば済みますが、手作業ではそうはいきません。
カード1枚1枚チェックし、そこに書かれている取引内容を見て延滞者を区分けし、延滞日数に見合った文面の通知を出す作業に入りますが、これがまた大変です。
ワープロやパソコンであれば同じ文面なら印刷をかけるだけですが、手作業ではたとえ同じ文面であろうと全て手で書かなければなりません。
なにしろ「ワープロ機」すらない時代でしたので、印刷物は全て印刷会社に依頼するもの、自身で印刷物を作成するなどという概念が無かったのです。
督促状の作成に至っては、明細の部分も手計算です。
もし、現代で同じやり方をした場合、それだけで専門の社員を何人も配置する必要があるでしょう。

■金融システム導入による電子管理時代の到来
時代は変わり、学生ローンにおいても金融システムを導入するようになり、その管理体制は大きく変貌しました。
1枚1枚手作業で作成していた「督促状」も、ボタン一つで一気に何百枚・何千枚と出せるようになり、事務処理上の効率化が進んでいきます。
それだけではありません。
様々な分野においてワードやエクセル、Accessなどのソフトを使いこなす技術が重要となってきました。いくら便利なものがあっても使いこなせなければ何の意味もありません。
パソコンも高価なインテリアとなってしまいます。
また、貸金業法改正、過払い金返還請求、インターネットによる集客など、貸金業界も情報が大きくものを言う時代に突入しています。
そういった「情報」をいち早く入手する手段として、インターネットが幅広く活用されます。
学生ローンにおける情報収集と管理は、やはりコンピューターに頼らざるをえない時代に突入しているのは間違いのない事実なのです。